守谷地区父母会エッセイ ~もりもり~ 第2回

父母会守谷地区では昨年持ち回りで父母が学校にまつわるエッセイ「もりもり」を2021年1年間にわたり書いて共有されていました。守谷地区父母会からのご厚意でホームページ上でも公開いたします。今回は第2回目です。

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茗溪学園ライフ 2021年11月号 ~楽しかった親編~

41K(41回生、2022年3月卒業) が茗溪学園で過ごす時間もあと少し…。親も寂しさをしみじみ感じる今日この頃です。
前回は 6 年生の実体験の言葉でしたので、今回は保護者編にしてみました。

 

中学時代「魔の中2 病時代」
保護者会でも「うちの子は何にも喋ってくれません」の言葉も多く、我が子も例に違わず完全な反抗期。学校の様子は機嫌が良ければ喋りますが、万が一にでも質問したら貝の殻がパコッと閉じる。守谷に入学式数日前に越してきた我が家(私)には、誰も知り合いはいない…その中で…

まずは「守谷地区父母総会」。予想を超えて楽しかったです。
茗溪の先生方のスピーチ6学年のお話が… 秀逸。
各学年のイベントを軸に、生徒や先生方の面白話を交えお話されるので6年間の学園ライフをワクワク想像しながら過ごす時間となりました(例年ウキウキ参加)。

また、守谷地区は年1回学年毎でランチ会。
守谷地区は人数がほどほど。ランチ会のお喋りも弾み、学内での様々な情報が飛び交います。男子母は情報極少気味ですが、女子母が揃うとものすごい情報量(笑)。
さしま&筑波山キャンプや校内イベントの話、日頃の子供たちの様子、エトセトラ エトセトラ、話はつきません。
守谷ランチ会の事を、大人数地区のママ友に話すと、良いね~と都度羨ましがられてました。
その後、一緒に出かけた桐創祭や上級生個人課題研発表会…車内お喋りやランチも楽しかった。今となってあらためて伝えたい~41K守谷のママ友〝ありがとう”

 

もう一つの幸運は「3泊4日の中2筑波山キャンプボランティア」に運よく参加できた事です。キャンプ前から窪山先生直筆書体のチームポロ(T)シャツを準備し、キャンプファイヤーでの保護者出し物の(厳しい)ダンスレッスンを受け(笑)なんだかんだとキャンプ初日 1 日目に既に意気投合(o^―^o)。

キャンプ中食事タイムは保護者ボランティア 1 名が生徒 6 名班にゲストとして配属されます。宇宙人(←中2)の中に人間が1人状態…ゲゲッとアララの連続です。保護者は生徒の火起こしや調理を手伝ってはいけないルールなんですが、一緒に作業しないので交流が深まらない中、食事だけ参加する大人。手伝えた方がよっぽど楽。話が宇宙人語に聞こえる…。何故3人同時に話しかけてくるの?野外調理は生徒もボランティアも8食プチサバイバル状態。

うちの班では大失敗はなかったのですが…
ある時「ゲストさん来てください!」と呼ばれたところ…大鍋の蓋をカポッと開き「これ…どうにかなりませんか?」と言われた鍋の中は…たっぷたぷの大量湯に味噌、出汁、具をぶちこんだ…薄~い辛うじて味噌汁。「やられた‼️…材料を使い果した後、ここで手伝えとな!」と思ったものです。
策としては…生徒が隠し持っていたケチャップ(昼食の調味料の残り)を少しずつ足し、6人の生徒で味見を6循環強、そのうちに「美味しくなってきたね!」「うん美味しい!」と6人が口々に…中2の集団心理は…すごい!

 

サバイバルは会場であちこちに繰り広げられており、飯盒開けたら炭だった…サンドイッチの昼食、うちの班は材料並べて「オープンサンドです」と言われた…いつまでも食事タイムが終わらない、終わらせる気配もない…うちの班喧嘩がはじまりそぅ…隣班は明日バーストだね…とボランティア内情報。
今まで参加したどのイベントよりサバイバル感満載。
サバイバルタイムが終わると、大人はより集まり「あー大人同士って楽~1日おつかれさま~」となる構造(笑)。

 

先生方、日頃毎日おつかれさまです尊敬します…と思いました。
でも、最後の夜のキャンプファイヤーは生徒、先生、保護者の出し物全てで盛り上がり、素敵な夜となりました。
班の子どもたちとの最後の食事タイムはわけのわからない感動とこれで解放される安心と寂しさでつい涙ぐんでしまったらリーダーの男子もつられ泣き、通りがかった他班のボランティアもつられ泣き。

キャンプ中の話を始めるときりがないのでこれくらいにしますが…
キャンプ後も、もう一度キャンプボラで参加したい!開催してくれないかな~と思っていました(笑)。 苦楽を共にした保護者仲間は、キャンプ終了4年後の現在もいい感じでお付き合いがあります。

日頃のお付き合いに加え、遠出し「海鮮浜焼き」や「青山の企画展」にくりだしたり、ランチしたり…LINEしたり…

 

中学時代の不安定気味な子どもたちを一緒に見守っていた感…連帯感のようなものがあります。(ボランティアで知り合っているので子供を間にはさんでいず彼等にほとんど影響されないのも良い点かと…)
全員と頻度高くお付き合いがあるわけではありませんが、久しぶりに再会したボラ仲間は一瞬でキャンプ直後にワープ感ありますし…。

 

茗溪には他にも、パンボランティアや桐創祭のボランティア、他いくつもの保護者ボランティアがありますが、フルタイムの仕事と介護でなかなか参加できず見送ってしまいましたが、今となっては惜しいことをしたな…と思っています。
現在は我が子の部活卒団の寂しさショックがトリガーになり、卒業記念事業のボランティアに参加しています。また仲間が増えつつある感じ…

茗溪生は卒業後も仲が良いのは有名です。41K生徒もきっとたぶん…。
私も負けずに、出会ったお仲間と交流してゆきたいと思っています。
2021年11、12月

 

カフェテリアのランチ

今回はカフェテリアを紹介したいと思います!
中学生の皆さんは全員、給食ですね。高校生の給食は選択制です。わが子の周りでは、たくさん食べたい!おかわりできる!という理由で給食を選ぶ友人も多かったようです。自分でお弁当を用意するという立派な心がけの高校生もいます。給食かお弁当か、の2択と思いがちですが、毎日カフェテリアという高校生もいるんですよ。

 

カフェテリアは、中学生が給食をとっている第一食堂の2階にあります。
メニューは日替わりランチ(要予約)、日替わりラーメン、日替わりうどんです。
●日替わりランチ 550円 要予約
ハンバーグランチ、チキン南蛮ランチ、生姜焼きランチ、天ぷら盛り合わせランチなどが日替わりで。ごはん、お味噌汁、小鉢にちょっとしたデザートもつきます。
現金では550円で回数券もあります。11枚綴りで5,500円。1ヶ月すべて日替わりランチとすると回数券2セット必要です。(ちなみに給食費は14,900円。施設費含む)
カフェテリアと高校棟の階段に「メニュー表兼予約表」があるそうです。金曜日には翌週の表が出ていて、前日までに名前を書いて予約します。
●日替わりラーメン
味噌ラーメン、とんこつラーメン、えび塩ラーメン、香港ラーメン・・など。
●日替わりうどん
肉うどん、きつねうどん、鴨うどん、カレーうどん・・など。
ラーメンとうどんは予約不要で、400円~500円(大盛)です。

 

わが子から聞いた限りの印象では、若者が好きそうなメニューが多いです。お魚メニューはありません。最近は給食をやめてカフェテリアに来る人も多く、以前より混みあってきたようです。

中3生は来年の給食について考える頃でしょうから、参考にしていただければと思います。基本はお弁当というご家庭も、どうしても用意できない日、駅のコンビニや購買で調達する以外に、カフェテリアもあると分かれば安心ですよね。

 

コロナ以前に桐創祭に行かれた方は、カフェテリアでお食事された方もいるかもしれません。気になる方は来年の桐創祭で覗いてみてください。来年こそは、保護者からも学校の様子がもっと見えるようになるといいですね!明るい一年になることを祈ります。
皆様、どうぞよいお年をお迎えください。
2021年12月