「里美キャンプ」は中学1年生が学年全員で体験する最初の課外宿泊活動です。
コロナ禍を経て久しぶりに2023年8月30日(水)〜9月1日(金)の二泊三日で開催された48回生の里美キャンプ2023にボランティアとして参加した保護者の方から、体験レポートをご寄稿いただきました。
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【1日目】
11:00 何台かの保護者カーに分乗し、里美キャンプ場到着。駐車場からキャンプ場までの数十メートルの登り坂でいきなり大汗をかきました。ここから保護者ボランティアは父チームと母チームに分かれて怒涛の準備作業です。
「チームお父さん」は本部テントの設営、薪や毛布配布の移動、薪割りをして火を起こし、そして、大量の麦茶づくりをスタート!また、生徒たちが慣れない薪割りに取り組む姿を「見守る」という重要ミッションもあります。
「チームお母さん」は、テーブル、洗い場やゴミ捨て場の設営、食器かご36班分の準備セット(全ての食器と調理道具に各班名のシールを貼ります!)し、生徒たちが初挑戦する自炊に向けて食材の準備です。
この日の夕飯メニューはキャンプでは定番のカレー。36個のコンテナに、米、鶏肉、野菜、カレールウ、デザートの果物を分けていきます。
15:30 一日目のメインイベント「夕ご飯づくり」です。慣れない手付きで薪を割って火や包丁を扱う様子にはヒヤヒヤすることばかり。ここで、「口を出さずに見守ることの大変さ」を改めて実感しました。しかしなんとか全班が無事にカレーを完成!
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【2日目】
この日は「オリエンテーリング」がメインイベントです。保護者達は各チェックポイントで通った班を確認して、トランシーバーで本部に連絡するのが主なお仕事です。地図もよく見ずに間違った方向に行こうとする班がいくつかあり、ハラハラ。
13:00頃 次々に帰ってくる生徒たちに凍ったパウチ飲料を配り、夕ご飯の食材の仕分け作業です。今夜のメニュー用にとっても良いお肉が用意されていて準備する保護者も興奮!
15:00 夕ご飯づくり開始。だんだん生徒たちも火起こしが上手になってきて、片付けにも気が回る姿を見て成長を感じました。
19:00 いよいよ第2のメイン行事、「キャンプファイヤー」開始。司会進行も全て生徒自身によるもので、有志グループが次々に出し物を繰り出し、大勢の前でも堂々とした姿が素晴らしかったです。
(キャンプファイヤーのフィナーレを飾った火文字)
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【3日目】
6:20 朝の集いでは、オリエンテーリングの表彰式が開催されました。保護者も投票したベストフラッグ賞も発表!
7:00 最後の食材配布をし、朝ご飯づくりに取り掛かります。1日目に比べて動きがよくなり、チームとして互いに助け合っている様子に成長を感じました。
9:30 そして「片付け」が本日のメインイベント!全ての食器、調理器具をきれいに洗い、数がそろっているか確認。かまどや洗い場もきれいに清掃します。
11:00 閉村式。保護者ボランティアと一部の先生は先に学校に出発!です。
15:30 茗溪学園ピロティ前に全員が集合し解散式が開かれました。生徒たちが皆、保護者側を向いて「ありがとうございました!」と言ってくれて、一同ジーンとしました。最後に総括のコメントをする先生が途中、少し涙ぐんで、ぐっと言葉が詰まる瞬間があり、先生たちにとっても、感慨深い3日間だったのだなと、胸がつまりました。
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【ボランティアを終えて】
想像以上にハードだったというのが本音ですが、参加者同士とても仲良くなれたこと、先生たちとの交流も深まり、本当に実りの多い体験でした! 48Kの皆さん、先生方、保護者の皆さん、本当にお疲れ様でした!そして、次回以降の参加者の皆さんは、虫除けグッズ、お忘れなく!
・文章と写真:広報委員 鳥山(48K保護者&自身は16Kなので32年ぶりに里キャン参加)
・イラスト:鈴木早苗(48K保護者)