茗溪学園中学校高等学校テニス部の恒例行事として毎年親子テニス大会が行われています。2021年11月に新型コロナウイルスが発生している中でも十分な対策の下、総勢150人以上が参加しました。今年度テニス部父母会長と参加者の父母からの寄稿です。
———————————————————
茗溪学園テニス部 親子テニス大会
令和3年度テニス部父母会長 小笠原 達一郎
茗溪学園テニス部では、年に1度「親子テニス大会」という父母参加のイベントが恒例となっています。
この大会は、部員たちが日頃サポートしてくれている父母や家族をコートに招待し、一緒にダブルスを組むことで、子どもたちが頑張っているテニスというスポーツを楽しんでもらうと同時に、自身の成長や日頃の部活動の状況を見てもらえる催しになります。
私事ですが、卒業した長女(39K)もテニス部に所属し、現役の次女(42K)と合わせると、ここまで8年間テニス部にお世話になっています。私自身もこのイベントに欠かさず参加させてもらっているうちに、このイベントを通じて子どもたちと一緒に楽しめる喜びと、同級生はじめ部員たちの年々たくましく成長していく様子を微笑ましくも見ることができました。
伝統として例年開催されていたこのイベントが、コロナ禍で2020年には開催することができなかったことを受け、2021年の会長を任されたこともあり、なんとか今期は開催しようと、役員の皆さんと力を合わせ、2021年11月に茗溪学園のテニスコートで実現することができました。
この開催に至るまでに、実は一時は見送りの判断をしました。しかし、このイベントの楽しさや意味を理解してくれている部員や父母の皆さんそして顧問の先生方の後押しもあり、いろいろなご意見がある中でしたが、父母会として決行する判断をしました。
父母の皆さんも、ここ数年学校に来る機会も、子どもたちの部活動や試合などを見る機会も少なくなり、部活動への理解や関与も薄くなりがちな中で、果たして父母の方々は参加してくれるのだろうか?と不安でいっぱいでしたが、結果として想定を超える参加をいただくことができました。そして来期に繋ぐことができていればうれしく思います。
このイベントには、もう一つ素晴らしく良い点があります。それは、日頃交流の少ない中学部と高校部が一緒になって楽しめることです。上級生が同じチームになった下級生や経験の少ない父母を引っ張っていくリーダーシップや、仲間たちで協力し合いイベント自体を盛り上げる姿、率先して働く姿を見せることができることは、これから部活動の中心になっていく下級生にとっては、貴重な機会になっていると思います。
最上級学年である高2部員には、開催案内、準備、当日の挨拶から運営の参加、各チームのキャプテン等を任せることで、主体性を持たせるようにしています。中学生の頃は、この大会にいやいや参加していた子もいましたが、今日は本当に楽しそうにしていました。中には、この状況下での開催に対し感謝の言葉をかけてくれる生徒もいました。
イベント最後の部長からの挨拶の中で、日頃支えてくれた父母への感謝の言葉を照れくさそうに話す姿は、ちょっと感動してしまいます。
これからも、その世代に合わせて進化しながら、是非このイベントを続けていってほしいと思います。
この場を借りまして、開催に際しご尽力いただいた役員各位、顧問の先生方、そして参加いただいた父母の皆さまに、御礼を申し上げます。ありがとうございました。
—————————————————————
復活!親子テニス大会
~茗溪学園テニス部恒例行事~
42K(高2) 田中 新
<< 2020, 2021年の親子テニス開催 >>
2021年11月、昨年開催できなかった茗溪学園テニス部恒例の「親子テニス大会」が開かれました。顧問の先生方も開催されたことをとても喜んでいらっしゃいました。当日は天気も良く絶好のテニス日和でした。
この行事、2019年までは毎年開催していたテニス部恒例の行事です。生徒たちが日頃お世話になっている父母に感謝を込めて招待し、一緒にテニスを楽しもうという主旨のもと行われています。とはいえ、景品の用意など大部分はその年の父母役員が中心になって進めていることはテニス部内誰もが知るところですが・・。
2020年は残念ながらコロナの影響で親子テニスという形での開催はありませんでした。それでは2020年の高2がかわいそう、ということで学校外のテニスコートを借りて2021年7月に高3(41K)、高2(42K)のみに絞って生徒と父母が参加する形で行われ、それはそれで盛り上がりました。
<< 親子テニスって? >>
復活した今回は2020年に開催されなかったこともあり、中1と中2にとって初めての親子テニスとなります。それもあってか参加者がとても多く、総勢150人以上がテニスコートに立ちました。中には親子ともどもテニス上級者もいますが、今年は半数以上の父母が初心者だったそうです。
2人ペアを作ってもらい、10ペアほどで1チーム作ります。そのチームのまとめ役は高2がします。中には親子ペアだけではなく、茗溪生どうしのきょうだい、茗溪生と小学生以下のきょうだいペアもあったりと実に多彩なペアが集まります。
チームはなるべく上級者ペア、初心者ペアがほぼ均等になるように配分して構成されます。
チーム対チームで試合をし、勝ったペア数の多い方が勝ち上がります。
<< 参加者の気合・意気込み一例 >>
個人的には2021年7月の学校外での大会も入れて7回目の親子テニス大会ですが、参加したのは初めてでした。同じくテニス部所属で昨年卒業した兄弟がいたこともあって、毎年兄弟ペアで出場していたためお呼びがかからず…。いやそうじゃないだろ、うん十年間まともにテニスやってなかったからだよなー。少しはテニスをやっていれば声がかかったかも‥。
そんな親に今年で最後と気を利かせてくれたのか、初めて一緒に出る?と声をかけてくれました。チームをまとめる役の子供にあまり迷惑をかけちゃいけない!と付け焼き刃で近所のテニススクールに週1回のプライベートレッスンをしてくれるよう頼み込んでやってもらい、人生初めてサーブがまともに続いて入るまでにはなって参加しました。
しかし!そんなにわか仕込みの練習ではどうにもならず、初戦は勝ったもののそのあとはからっきし。見ていてうっとりするプレーの上級者ペアもいましたが私のようなのが足を引っ張りチームはブービーとなってしまいました。
1~3位には景品があってもらったチームは嬉しそうでした。(残念!)
最後に全員参加でコートに置いてある的にサーブで当てる的当てゲームをして終わりました。
<< 参加してみての感想 >>
心なしか終わった後、参加・見学した生徒、きょうだい、親みんなが晴れやかな表情だったのがとっても印象的です。それと顧問の先生も。
開会のあいさつで顧問の先生もおっしゃってましたが開催までこぎつけた父母役員の方々に感謝です。本当にありがとうございました。
また、同日行われたラグビー部の他校練習試合関係者は第2駐車場を使うようにとの通達を人知れず出していただき、親子テニスのための駐車場確保にご配慮いただいたラグビー部監督にもこの場でお礼申し上げます。