「1年間を振り返って」

平成18年度取手・北相馬地区父母会会長
海老原 正行
この1年の課題は地区父母会の方達全員が、1度は役員を経験して頂き皆で参加する父母会にしたいという事でした。少しずつこの気持が浸透しつつあるかなと手応えを感じています。子供達の様子を知る為にも地区父母会の集まりを利用してもらえると情報が得られると思います。先生方がよくおっしゃるように、親の前で見せる顔は全体の3分の1で後の3分の2は別の顔だという事です。そう言えば子供の意外な一面を見たりして、大人になったな、と変に感心したりする今日この頃です。親のもとから独立していく過程ではハラハラさせられますが、親も腹をすえて子供と対等に向い合っていかなくてはと思います。特に最近のメールや携帯電話による事件等、やって良いこと悪いことのけじめを親がしっかり教えないと、とんでもない大人になりかねない状況が感じられます。
学校からの一方的な報告を受けるだけでなく、地区父母会からの意見(例えば入試に面接を復活させたほうがよいのでは?)など、教育現場での参考になるかと思います。
今回、茗溪学園音楽教室講師をなさっている声楽家、結城滋子先生によるミニコンサートを企画してみて茗溪学園卒業生の活躍が実感できとても嬉しくなりました。先生が出演された水戸芸術館主催第九コンサートも聴きに行って感動しました。活躍されている卒業生を父母会でもっと紹介してあげられたらな~と思います。最近読んだ茗溪学園卒業生(ラグビー部員)の柴谷さんが書かれた「静かなるホイッスル」では、長い目で人生をみる、いろいろな人それぞれの人生を認める広い心を持つ大切さを再確認したところです。
卒業生のいろいろな分野での活躍が、ホームページで検索できる日がくると思うし、活躍されている姿をみて、在校生にとっても目標になったり刺激を受けたりするような気が致します。この1年役員の方達と一緒に会を盛り上げて行けた事に、とても感謝しております。