新型コロナウイルスの影響で、今年度の中学1年生のキャンプは例年とは異なり日帰りキャンプとなってしまいましたが、そんな中でも生徒たちの生き生きとした活動の様子を、父母ボランティアとして参加されたお父様からご寄稿いただきました。
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西廣 淳
45K(中学1年生)の日帰り野外炊飯にボランティアとして参加してきました。今年は恒例の「里見キャンプ」は実施できなくなってしまいましたが、その代わりとして、感染症拡大防止に十分に配慮しながら実施できる内容で特別に企画された行事です。密度を抑えるため、11月23日はABC組、24日はDEF組に分かれ、「茨城県立中央青年の家」に行ってきました。
私が参加したのは23日です。すばらしい秋晴れのもと、グループごとに竈で火をおこし、飯盒でご飯を炊き、大鍋でカレーを作り、楽しく食事をしました。小学生のようにはしゃぎまわってしまう生徒に別の班員が無視せず声を掛けて、仲良く作業をしている様子に感心しました。飯盒に水を入れ忘れてしまってご飯が半分しかできなかった班に、まわりの班から食べきれないほどのご飯が寄付された場面もありました。ひたすら笑顔、笑顔、笑顔でした。きっと友達のいつもと違う側面が見られたり、新しい友達ができたりしたのではないかと思います。
45Kの生徒たちは、「せっかく希望の学校には入れたのにコロナで大変だった」という思い出が、大人になっても残るでしょう。戸惑いや苦労の記憶が並ぶ1年生時代だと思いますが、「でもこんな楽しいこともあったね」と思える、宝石のような時間を過ごせたと思います。さまざまなご配慮とご対応、そして決断をしてくださった先生方に心から感謝申し上げます。
45kキャンプの様子は茗溪学園公式facebookをご覧ください。
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