「平成22年度の活動を振り返って」‐35回生学年委員長

平成22年度 35回生学年父母会委員長の関様に、昨年度の活動のご感想をいただきました。

「一年間を振り返って」

平成22年度 1学年委員長 関 正樹

35回生平成22年度学年委員長の関 正樹です。
今回わが子がはじめて茗溪学園にお世話になるため、学園の歴史や雰囲気がほとんどわからないまま学年委員長を務めることとなり、不安な気持ちで一杯でした。しかし、副委員長の植松さんをはじめ各クラスの11名の学級委員さん、また里美キャンプでご一緒したボランティアのお父さん・お母さん方の励ましと適切なアドバイス、多大なご協力のおかげをもちまして、素晴らしい思い出とともにお役目を終えることが出来ました。この場をお借りしてお世話になりました皆様に感謝と御礼を申し上げます。


さて、この1年間茗溪学園ならではの数々の行事に参加して、毎回全力で取り組まれる先生方に感服すると同時に『なぜだろう、こんなに一生懸命学校行事を行うのは?』と考え込んでしまいました。そんな時以前読んだ本の一文を思い出しました。

「人間は本来、不自由になることで幸せを感じてきました。それを『絆』と呼ぶのです。絆は、時に面倒に感じることがあります。でも、人間は本来、頼りあい、信じあい、絆をつくり、心を一つにし、幸せを感じるようにできています」

ボランティアとして参加した9月の里美キャンプも決して楽なお手伝いではありませんでした。何百枚の毛布、何百本の薪を運び、三日間で何百リットルの麦茶を沸かしたことでしょう。終日汗まみれの入浴ナシ。でも楽しかった。正直面倒くさいと思ってもとにかく行動して、触れ合って得られたものが、子どもたち、先生方、ボランティアの間に芽生えた『絆』でした。

ひとつの疑問が解けました。茗溪学園は、部活動やすべての行事を通して『他者と係わり合うことは面倒くさいけれど、生きていくうえで最も大切なことなのだよ!』と教えてくれているのだなと勝手に理解して、納得しました。そして、真剣に行事に取り組む茗溪学園を大好きになった1年間でした。伝統行事、いつまでも途絶えることなく続けてください。

さあ、スタートして1年の35回生には、卒業までまだまだ5年間の楽しい学園生活が待っています。その間、我々保護者も一つでも二つでも学校行事に参加して、新しい『絆』をつくっていきましょう!
結びに、毎回笑顔でどんな相談にも乗っていただいた学年主任の高橋先生をはじめ1年間ご指導をいただきました担任の先生方、各教科の先生方に心から御礼を申し上げ、1年の締めくくりとさせていただきます。