中1 (47K) 野外炊飯 父母ボランティア体験報告 ~ Think before action ~

中1では安全確保をしつつ全生徒が参加できるように学年を2つに分け2日にわたり、保護者ボランティアも参加して野外炊飯を行いました。昨年も行われましたが、みんなが参加して共同で作業を行うことで成長を実感できるものとなっています。参加された保護者の方から投稿いただきました。


残暑厳しい折、中学1年生が2グループに分かれ、グループ毎の別日程で日帰り野外炊飯が行われました。
昨年度に続き、『こもれび森のイバライド』での実施です。
夏にコロナの感染状況が悪化したため宿泊行事の実施は叶いませんでしたが、安全確保と多くの生徒が参加できる環境を整え、代替行事を実施してくださった先生方、学校、施設のスタッフの皆様に、改めて感謝申し上げます。

昨年同様、子供たちの活動の安全を見守るための、保護者ボランティアが募集されましたので、お役に立てるかわかりませんでしたが、今回思い切って参加させていただきました。
初日のグループ1には11名、2日目のグループには6名の保護者ボランティアが参加しました。

ボランティア集合場所:こもれび森のイバライド入口前
☆ 駐車場は広く、とても駐車しやすかったです。
生徒たちのバスが到着する前に、学年主任の先生が集合場所にお越し下さり、事前説明がありました。

とても綺麗な施設でした。
日差しが強くても多少の雨でも安心な、屋根付きでした。
日差しは強くても風は心地良い日でしたので快適に作業できていました。

保護者ボランティアは初めてお会いする皆様が多く、挨拶したり本日の活動についてお互いに情報交換したり。
☆ かく言う私も、殆どの方と初めてお会いしました。
知らぬ同士、意外な接点があることも・・・
この後、保護者ボランティアも割り当てのグループにスタンバイです。
☆ 皆様優しい方ばかりでとても楽しかったです!

※撮影等全てグループ1の様子となっております。

  
上級生の凄さを感じながら楽しんだ学園祭とはまた違い、47Kのみの初行事、生徒たちはとても生き生きと活動しているように見えました。班によりますが、1グループ7人前後の編成で野外炊飯を行いました。
火おこし、炊飯、野菜切り、煮込み、味の調節・・・ずっと付いて回る火の管理。
一つ一つ、子供たちは頭を突き合わせ、話し合いながら進めていました。
筆者の担当した班の生徒さんたちは、最初火が燃え上がる様子に驚いたり、火の近くを怖がる姿もありました。
が、終盤では、皮の手袋を付けて、注意しながらどんどん作業していました。
火力が強くてご飯が少し焦げました。すると、次のカレーの煮込みでは、火力に気を付けています。
実際に作業し、グループで話し合いながら、その場で成長していく姿が感動的でした。カレーは、各クラスに1名の先生が全グループの味見をして、各クラスの1位を決め、解散式で発表します。
また、各グループが自分たちのフラッグ(旗)を事前に学校で作ってきて、作業時各テーブルに飾りました。
こちらも先生方により、各クラスの1位が解散式で発表されます。保護者ボランティアは、ひやひやしながら、火傷や、包丁による怪我がないように見守ります。
筆者は、助けを求められて、思わず口でサポートをしてしまう場面がありました。
自由時間に他の保護者様に伺うと、「見守りに徹しました」と仰っていらして、素晴らしいと思いました!
でもきっと、学校から保護者に最低限のお願いはされていますので、安全の範囲は人それぞれ。
多少のことは個々の持ち味!反省を活かしこれからもボランティアを楽しみます!

作業終了後、生徒の自由時間に保護者ボランティアも休憩です。
かき氷やソフトクリームを屋外で食べながらコロナ禍で、中々実現の難しかった交流ができ、話の花を咲かせました。

解散式

  • カレーコンテスト表彰(各クラス毎にグループ1位を決定)
  • ベストフラッグ賞(同様)の発表がありました。頑張っていた生徒たち。
    自分が見守っていたグループを、自分の子供よりつい応援してしまいました。
《追記》
縁あって自分の子供と同級生となった生徒たちのエネルギーを身近で感じられるボランティアはとても楽しく、また日頃の学園生活の片鱗を感じさせてくれる上に、中々お会いできない保護者同士、気楽な会話の時間もあり、参加して本当に良かったと素直に思いました。

《 参加保護者にインタビュー 》

Q・ボランティアに参加していかがでしたか?
 ☆A.は編集の都合上、多少省略させていただいております。
A1・いつもと違う子供の様子が見られて楽しかった!
A2・煮えていないカレーができるかと思っていたが、「どのグループも美味しくできていた」との先生の講評を
聞いて驚いた。
A3・団扇で火を扇いだら、子供に「火力が強くなりすぎる」と怒られてしまった。考えて作業しているなと感じた。
A4・(自分の子供は男の子だけなので)女の子に色々話しかけ、コイバナなども聞いて楽しく過ごした。
A5・最初は不安だったが、ボランティアは気楽で良かった。
A6・子供たちのイベントも楽しかったが、保護者同士交流もできる。多くの方に是非ボランティア参加してみて欲しい。
川上 美由紀