茗溪学園守谷地区父母会では昨年持ち回りで父母が学校にまつわるエッセイ「もりもり」を1年間にわたり書いて共有されていました。守谷地区父母会からのご厚意でホームページ上でも公開いたします。今後随時掲載してまいります。
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今月からもりもりスタートします、是非読んで下さい。8月号
昨年、我が家が残念だったこと
春休み姉はオーストラリア、弟はシンガポールへの短期留学を計画しお金も支払い済み、説明会も終わりあとは出国するだけが中止に追い込まれました。当時中学に入学前の弟は「俺だって行ける!」と勢いのみでの申し込みでした。夏休み茗溪のニュージーランド研修が決まっていたのに、(成績関係ないので)それも中止。今年ももちろん中止。茗溪にいると海外が近くに感じていたので、短期だけでも行かせたい。うだうだしている娘の刺激になればと親は一生懸命!早めに中 3 で行かせておけばと後悔しました。次は大学でチャンスがあるかな?
今年の我が家の夏休み
大学進学の方向性を固める、いや「大学とはなんぞや」からスタートの我が子。オンラインでの大学説明会はあるけれど、やっぱり実際に見たい感じたい!地方ではオープンキャンパスをやっているところもありました。完全予約で親は一人だけ、でも参加できて良かった。学生さんの話が聞けたことが大きく、やる気に繋がることを期待。まさか地方の独り暮らしにはならないよね。
(おまけ茗溪語)
すい部→吹奏楽部
だん部→ダンス部
びー部→ラグビー部
こじけん→個人課題研究
たのかん→楽しい漢字テスト
新更 or 旧更→更衣室
いちあべ→第1AVE
いちたい→体育館大
にたい→体育館小
めーじゃー→体操服
データベース(DB)→英単語帳、ユメタん
つくきゃん→筑波キャンプ
2021 年 8 月
ちょこっと国際交流 9月号
もう少し先のことになるとは思いますが、コロナが一段落して海外との交流が少しずつ回復してきたら、茗溪ならではの国際交流を楽しんではいかがでしょうか?
我が家では娘が中2の時、同じ幼稚園だったドイツ人のミランが日本に遊びに来ました。日本の学校に行きたいとのことで我家にホームステイをしつつ茗溪短期体験入学プログラムに参加しました。最長 2 週間、授業料千円/日、給食 570 円/食で茗溪生活を体験できるプログラムです。娘と一緒に守谷からバスに乗り通学、体操部に参加して、帰宅が 7 時半の生活を 2 週間経験しました。ドイツでは学校が午後 2 時には終わるそうなので、かなり疲れたようでしたが楽しかったようです。ちなみにドイツでは宿題に費やす時間が 3 時間くらい、部活のようなアクティビティは学校ではなく個々にクラブに入るとのことです。大好きな梅干しをお土産に帰りました。
1年後今度はミランの弟コーリャが来て、双子の弟たちと松前台小学校で 2 週間過ごしました。こちらはちょっとやんちゃで、その対応に弟たちの成長がみられました。守谷は積極的に体験入学を受け入れています。
中3の時には茗溪でオーストラリアの男子校 St.Joseph High School からの1 週間の留学生受入募集がありました。平日は娘と一緒に学校、日曜日だけ自由に過ごすというプログラムでした。最初は男子生徒宅の方が居心地よいのではと手を挙げませんでしたが、再募集があったこと、娘が嫌がらなかったこと、双子の弟たちがいるから大丈夫だろうということが揃ったので参加してみました。
弟がいるというニックは優しく面倒見の良い子でした。習っている日本語を一生懸命話そうと努力していました。娘と剣道部で剣道をしたり、ラグビー部にもちょっと参加したようです。給食の時は配膳や後片付けを手伝い、担任の先生に褒められたそうです。2週間日本の観光名所訪問後に茗溪生活を過ごすことになったニックたちだったので、日曜日はどう過ごそうかと悩みました。そこはしっかりと娘と友達がばっちり計画をたて、6 人で早朝から夜遅くまでディズニーランドを満喫してきました。ハードスケジュールが好きな茗溪生らしい 1 日だったようです。LINEで送られてくる写真はどれもこれも楽しそうでした!
家での食事後いつも、Thank you very much. It was lovely.と言ってくれました。あっという間に食べ終えご馳走様の一言で去っていく我家のメンバーにも見習ってほしいものです。
2人とは今でも連絡を取りあっています。いつかまたどこかで会える日を楽しみにしています。 早くコロナが収束して気軽に行き来できるようにと祈るばかりです。
2021 年9月
もりもり 10 月号
何を配信しようか考えましたが、学校のことは子供に聞いた方が良いかと思い、高校3年生の息子に話を聞きました。
文化祭では中 2 の劇、中 3 のダンスパフォーマンスも楽しかったが、一番印象深いのは高校 1 年生の時です。お店を開いて、アトラクションなどを開設した。ゼロから作るものだったので、男女問わず協力し、バイトのようなシフト制、お店への宣伝という茗溪の生徒しか体験できないことを経験した。とても楽しく達成感があった。
中 3 の広島・京都研修旅行。広島では直接被害にあった方々のお話を聞き、原爆ドームなどの現場を見たことで遠くに感じていたものが身近に感じることができた。
京都では延暦寺で 1 日修行を行った。食事で音を立ててはいけない、風呂は 10 分、朝は 4 時起き、数時間坐禅を行い、寺修行の厳しさを経験したとのことでした。
今後コロナが落ち着いて、茗溪ならではの経験を子供たちができるようにと思っています。
2021 年10月