平成27年度つくば西地区父母会長の早川様よりご寄稿いただきましたので、ご紹介いたします。
つくば西地区父母会では2015年9月19日にアンディ先生によるマジックショーを開催しました。
何か楽しい企画を・・と話し合いを重ねたところ、茗溪の6回生にアンディ先生というプロマジシャンがいることがわかったのです。プロのマジックショーを間近で見るという経験はなかなかないことですが、大道具、小道具が運び込まれた第2食堂2階に楽しげな音楽が流れ、ド派手ピンクのシャツに身を包んだアンディ先生が登場しました。
しょっぱなから突然白いハトが姿を現し、会場はどよめきました。アンディ先生は小さな子供たちにも「さわってみる?」とハトを持って客席を回ってくださいました。その後も次から次へと信じられないマジックの連続でした。会場の子どもが「青いボウリングのボール」とリクエストしたのですが、何も挟まっていなかった筈のスケッチブックから本当に青いボウリングのボールが出てきたりと、会場の皆さんとコミュニケーションをとりながらの楽しいマジックが続きました。
また、アンディ先生の一番弟子であるというモンブランさんも「モンちゃんパワ~!!」と叫びながらの気迫に満ちたマジックを披露してくださいました。私たちにマジックを伝授してくださるコーナーもありました。いかに観ている人の気をそらせるか、そのちょっとした間に巧みな仕掛けがあったのです。
アンディ先生は茗溪の学生時代、学業が決して優秀だったわけでなく、どちらかというとちょっと暗い生徒だったそうです。しかし、アンディ先生が手品に興味をもっていることにご両親の理解があり、温かく見守ってくださったとのことです。そんなアンディ先生のマジックショーは終始温かい雰囲気に包まれ、ただ凄い手品というだけでなく品格さえ感じられ、また子供たちへの愛にも満ちたそれは素敵な時間でした。ショーの終了後も打ち解けていろんな話をしてくださり、私たちは名残を惜しみながらお見送りしました。手品の種明かしがわからずしばらく悶々とした私たちですが、父母の皆さまと子供たちには大変好評をいただき、大成功に終わった地区父母会でした。