27回生卒業記念品について

卒業記念「茗溪バリアフリー基金・ウィッシュ」

6年学年委員長 平沼ゆり
27回生の卒業記念として「茗溪バリアフリー基金・ウィッシュ」を創設しました。
27回生には身体的ハンディキャップを持ち、車椅子、松葉杖を使って学校生活を送った生徒さんがいました。体育の授業や、移動のある授業では遅刻してしまったり、お昼を食べはぐってしまったり、保健室へ行こうと思っても時間がなくて行けなかったり、たくさんの苦労がありました。校外のフィールドワークも多々の困難を抱えつつ、しっかり参加し、クリアされました。学校はスロープの設置、授業の組み方、学年の教室階を低くするなど、できるだけの配慮はして下さいましたし、友達の助けもありました。でも他の生徒達より、ずっと苦労が多かったのは事実です。以前より、学年の父母の間で、エレベーターは設置できないのか、等の声もありましたが、現実には難しいことでした。
27回生が卒業するに当たり、在学中には何もできなかったけれど、これから入ってくるハンディキャップを持つ生徒、また、茗溪はスポーツが盛んなので、ケガをして一時的にハンディキャップを持つ生徒はたくさんおります、こういった生徒たちが、他の生徒と同じように生活できる環境を整えていただこうと、「茗溪バリアフリー基金・ウィッシュ」を卒業パーティー実行委員会で考案し、学校側にも許可をいただきました。学校の設備の充実、フィールドワークの際のヘルパー等、用途は学校に一任致します。
今回の基金の額は小額ですので、これだけでは何もできません。今後、父母会行事、「バザー」や「レストランおかあさん」卒業パーティーの残金等、父母の皆様のご好意で、基金を膨らませていって頂きたいと考えています。そのため、基金の名称には27回生の名前は入れませんでした。ただ、私たち27回生父母の「願い」という意味を込めて、「茗溪バリアフリー基金・ウィッシュ」としました。
私達は卒業しますが、これからの茗溪の生徒のために、「茗溪バリアフリー基金・ウィッシュ」を知っていただき、大きく育て、そして有効に使っていただけますよう、父母の皆様にお願い致します。
[注:卒業記念「水銀灯」の竣工を待って掲載しました]

卒業記念「水銀灯」
27回生学年主任 佐藤賢士
今年度卒業された27回生の皆さんより卒業記念品として「水銀灯」が寄贈されました。茗溪学園ラグビーグラウンド横の駐車場入り口周辺と、学校前の通学路を明るくする「灯り」が設置されます。

(2008年9月6日撮影)
平成20年3月15日、27回生262名は、茗溪学園でのたくさんの思い出を胸に巣立っていきました。前日は雨となり当日の天候も心配されましたが、朝から晴天となり清々しい空気の中、卒業式が挙行されました。一人一人卒業生の名前が呼ばれ、壇上に上がり、万感の思いを持ってそれぞれが「卒業証書」を受け取りました。生徒会長の送辞の後、答辞を読み上げた前生徒会長の杉野慧さんの一言一言に、参列者の多くの方々が涙を流されていました。校歌、蛍の光を斉唱後、体育館を退場する際には、会場割れんばかりの拍手の中、27回生の多くも涙を流しながら、退場していきました。茗溪学園でこれまで頑張った自分に対して、様々な活動の中で苦楽を共にした友人との別れを惜しんで、あるいは新しい出発を迎えられる喜びの涙など、これまでの充実した学園生活を象徴するかのような、それぞれの涙であったと思います。27回生は明るく、素直で、がんばり屋の多い、とても素晴らしい学年でした。
今回寄贈いただいた水銀灯は、まさに27回生持ち前の「明るさ」を象徴していると思います。その明るさを放つ水銀灯を、これから放課後の茗溪学園の後輩たちの安全を照らす「灯り」としていつまでも大切にしたいと思います。27回生の皆さん、これまで学園を支えていただいたご父母の皆様には、在校生、教職員一同より心より感謝申し上げます。ありがとうございました。彼らのさらなる活躍に期待しております。