2022年の桐創祭が行われました。今年で43回目です。コロナの影響で人数制限があり、来場者が在校生の保護者に配られた2枚の黄色い名札をしている人に限定する形で公開されました。それでも3年ぶりの現地公開となったこともあり駐車場は満杯、久しぶりに多くの訪問者を校内で見かける行事となりました。その様子を寄稿していただきました。
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5年 (43K) 中島
2022年6月3,4日の2日間、桐創祭が行われました。2020年は中止、2021年は生徒のみ(保護者はオンライン)の開催だったため、保護者にとっては3年ぶりの桐創祭訪問となりました。
筆者は今回、文化系部活を中心に見学してまいりましたので、その様子を筆者独自の視点からお伝えしたいと思います(すべての文化系部活を網羅できてはおりません点、あらかじめご容赦ください)
今回のテーマは「レトロ」。
中学昇降口から校舎に入ると、何やら懐かしい広告が。美術部の皆さんの作品のようです。
写真だとわかりづらいかもしれませんが、実はこれ、小さく破いた紙片を貼り付けて作った貼り絵なのです。力作!
つづきまして、こちらは科学部化学班。子どもたちが「人工イクラ」の製作を楽しんでいました。
化学班のお兄さん・お姉さんから渡された紙コップの中のアルギン酸ナトリウム水溶液に、絵具で好きな色を付けて、塩化カルシウム水溶液の入ったトレイにたらして、色とりどりのイクラを作っていました。みんな、夢中です!
写真は「地形の形成と土砂災害を学ぶ水路実験」の装置です。水+土砂のパワーのすごさを実感しました。この小さな家やビルは班員の皆さんの手作りですよね?制作過程も楽しそう。
この他、有孔虫・クモヒトデ化石の拾い出しもあったようです。
お土産には、班で採取したと思しきキラキラ石(ペグマタイト)。宝物になりそうですね。
科学部物理班には巨大なピタゴラスイッチの装置がありました。
写真ではわかりにくいかもしれませんが、材料として、木材や釘だけではなく、車輪やドミノキューブ、さらには食器のレンゲなどが使用されていました。工夫がいっぱいですね。
その後ろには、3Dプリンタがありました。
中高生でそんなものを使えるなんて!最先端を行っています!うらやましい!
このほか、いくつかの団体について順不同にて紹介いたします。
今回は、文化系部活を中心に紹介いたしましたが、その他の活動においても、皆さんの表情が生き生きとしていて、とっても楽しそうだったのが印象的でした。特に中学3年生のパフォーマンスでは、各クラスの一致団結した感じが伝わってきて、観ていてジーンとなりました。
やはり、こういった活動を通して子どもたちは成長してゆくのだな、と実感しました。
<おわりに>
落ち着いてきたとはいえ、コロナが完全には収まりきっていない中での文化祭開催とあって、先生方には例年以上のいろいろなご負担・ご苦労があったと思います。ここに改めて感謝の意を表したいと思います。ありがとうごいました。