茗溪学園始動! 〜学園に感謝の思いをこめて〜

新型コロナウイルスのために令和2年3月2日から急遽休校となってしまいました。そのような状況の中、茗溪学園は従来からの素晴らしい臨機応変な対応力を発揮して4月から時間割を短時間の間に構築し、双方向のオンライン授業を実践しています。学園からの連絡の様子および各家庭での授業の様子を3年のお母さまからご寄稿いただきました。なお掲載されている写真はホームページ委員の提供によるものです。

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中3 (43K) 阿部 美幸

 

新型コロナウィルス感染拡大防止措置のため、3月2日から臨時休校が続いています。

このような状況のなか、4月13日の週よりオンライン授業が開始されました。困難に立ち向かいながらも、いよいよ茗溪学園の「新学期始動」です。

 

この間、生徒が一度も登校できないままでの授業再開への道のりは、学園および先生方のご苦労、ご尽力のたまものと思います。

学園のFacebookに書かれていた「一度会えれば、とにかく一度会うことが出来れば…」という先生方の思いは、父母のみなさまとも共通だったのではないでしょうか。

いま、あらためて授業再開までの学園の動きを振り返ってみました。

【学園からの主な連絡】

・2月20日         新型コロナウィルス感染予防対策についての連絡

・2月26日         43回生学年・学級父母会中止のお知らせ

・2月27日         毎朝の体調チェック等のお願い、症状別の相談先掲載

・2月28日         学園行事等の変更(行事の変更・中止、学寮閉寮、部活動について)

※ 2月27日、政府より全国の小中高に臨時休校(3月2日から春休みまで)の要請がありました

・3月2日           卒業式の対応について

・3月4日           インターネット動画(スタディサプリ)利用の連絡

・3月5日           43回生学年通信(春休みの宿題、今後の予定)

※ この時点では、入学式・始業式を4月上旬に開催予定でした

・3月6日           スタディサプリ個人ID発行

・3月11日         スタディサプリ動画視聴について

・3月13日         43回生学年連絡(長期休みについて、スタディサプリの確認)

・3月21日         4月の始業日程

※ この時点では、入学式・始業式を4月上旬に開催予定でした

・3月23日         春休み中の部活動について

・3月26日         諸活動停止期間の延期

※ 都内、茨城県内、つくば市近郊の感染拡大が続いていました

・3月28日         43回生学年連絡(スタディサプリ、宿題の説明など)

・4月2日           始業日程変更(入学式延期、学年ごとの登校について)

※ 首都圏の感染がさらに予断をゆるさない状況となりました

・4月3日           始業日を5月に変更、近況・健康確認の電話連絡について

・4月4日           教科書発送の連絡、学習方法について

・4月5日           今後の活動に関するQ&A

・4月6日           クラスと担任の発表についてのQ&A

・4月7日           43回生学年連絡(電話確認について)

※ 日本政府による「緊急事態宣言」が発令されました

・4月8日           田代校長先生からのメッセージ

電話確認および教科書配送について

※ 茨城県から「緊急事態宣言対象地域への移動自粛」、特に「感染拡大要注意市町村(つくば市を含む10市町村)」には不要不急の外出自粛等の要請

・4月10日         43回生学年連絡(「Microsoft Teams」を用いた学年集会・HRについて)、ネット通信環境設定説明書

・4月13日         43回生学年連絡(接続確認、注意事項)、通知表の送付について

※ オンラインによる学年集会・HR

・4月14日         海外プログラム中止・変更のお知らせ

43回生学年連絡(Web授業の流れ、オンライン授業時間割)

・4月15日         43回生学年連絡(授業における注意事項など)

※ オンライン授業開始!

※ 4月16日、「緊急事態宣言」の対象が全国に拡大されました

 

 

このように刻一刻と状況が変わり、また情報が氾濫する中で、生徒の状況把握や教科書の梱包発送、オンライン授業環境の準備・調整など、日々対応に追われていたことと思います。このような短い時間で、最良の方法を模索し実行してくださったことは、本当にありがたく、深く感謝申し上げます。

 

余談ですが、私は以前から茗溪学園の授業を受けてみたいと思っておりました。いま、子どものPCから流れてくる音声を私自身が楽しく聞いています。

 

まだまだ新型コロナウィルスの流行がいつ終息するか分からない状況ですが、先生方、学校関係者のみなさま、どうぞご自愛くださいますように。

そして、また活気あふれる茗溪学園の生活が再開される日を楽しみにしております。