茗溪学園では父母もボランティアでお手伝いをしてパンの販売を行っています。そのパン販売ボランティア(通称パンボラ)の様子を寄稿いただきました。
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パンボラの時間は人情味あふれた微笑ましい時間
42K(中3) 徳増万理
私が初めてパンボラに参加したのは7年前になります。
初日はどんな感じかわからずパンが到着するまでドキドキして待っていましたが、
今ではワクワクして年数回のパンボラを楽しんでいます。
15時20分頃中学棟昇降口のピロティに集合し、パンが到着するまでに机を布巾で拭いておきます。
それだけやっておけばあとは栄パンのおばちゃんの指示で動くだけ。
(気を使って先回りした事などする必要ないので指示があるまで美味しそうなパンを見ているだけでいいんですよ)
そして授業が終わり小腹を空かせた子供達が教室から出てきてパンの前に現れたらおばちゃんと子供達との元気な掛け合いがスタートです。
「おばちゃん、今日は○○パンないの~」
「おばちゃん、後でお財布持ってくるからこのパンとっておいて~」
など子供たちは親しげに寄っていきます。
「あら、久しぶりじゃない!元気だった?」
「あなたの好きなパン今日は持ってきたのよ!」
などおばちゃんもよく子ども達を観察しているのでいつもと違うと「今日はどうした?」などとも声かけているんです。
一気に買いに来るので4時30分にはパンボラは終了です。
あっという間の1時間ですがパンボラしながら学校内の様子を見ることができ、また可愛らしい1年生からしっかりとした大人のような6年生の姿まで見比べられるのも楽しいです。
一度体験したらきっとまたやりたくなるはず。
平日なので時間的に難しい方も多いとは思いますが、多くの父母の方々に体験してもらいたいと思います。
最後に、1人1人と違う会話で盛り上がるおばちゃんと子供の姿を隣でみていると長年子供達の放課後を見守ってきたおばちゃんの温かみを感じられます。
1年生から6年生までパンをよく買いに来る子の事はよくわかっていて子供達も親や先生とは違う感覚で接して楽しんでいる姿を見ていると栄パンのおばちゃんにはとても感謝です。
これからもずっと見守ってほしいと思います。