毎年茗溪学園で行っている桐創祭にて父母によるレストランおかあさんおとうさんもいっしょを開催し、多くの方にお越しいただきました。2019年桐創祭での様子を寄稿いただきました。
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自慢の茗溪クラッシックカレー&ケーキ レストランおかあさんおとうさんもいっしょ
43K(中2)田口 忍
「レストランおかあさん、おとうさんもいっしょ」は今年も桐創祭の1日目に食堂の1階で開催されました。生憎の小雨交じりの天気の中毎年楽しみにしてきてくださる方をはじめ、たくさんのご父母や祖父母の方に足を運んでいただきました。自慢の茗溪クラッシックカレーはもちろんのこと今年はケーキも大人気でした。
毎年盛況のうちに終われるのもひとえに協力してくださるボランティアの方々のおかげです。
ボランティアの募集に際し、いつも「そんなにたくさんのカレーは作れない。大変ですね。」と言われるのですが、私達はカレーは作っていません。食堂の方々が作ってくれた美味しいカレーをお客様へ給仕しているのです。
ボランティアの方々には〈会計〉〈会場〉〈カレー〉〈飲み物・ケーキ〉〈クローザー〉〈外〉と係にわかれていただきます。
今回は各係ごとにどんな仕事なのか、実際にやってみての感想を書いてもらいましたので是非参考にしてください。
<会計> 40K(高2) 長山敦子
会計を担当しての感想です。
一番初めにお客様に接する係です。受付にたくさんのお客様が並んで下さって、とても嬉しかったです。名物「茗渓カレー」をみなさん、楽しみにされていらっしゃるのだなあと、思いました。売り上げの清算の時はドキドキしましたが、とても楽しく出来ました。
<会場> 40K(高2) 鈴木ゆかり
今年も桐創祭での父母ボランティア、レストランお母さんお父さんも一緒に参加させて頂きました。
茗渓給食は、長年毎週金曜日の献立はカレーとなっており、このレストランは、この給食カレーを提供させて頂くというコンセプトです。
生徒のご家族の方や茗渓の卒業生、またいずれ茗渓学園にご興味のあるご家庭の方等々、多数のお客様が毎年いらっしゃいます。
また、父母会主催ボランティアで長年継続されている桐創祭のイベントとなります。
前日は、代々受け継がれてきたレストランを飾るためのポスターを貼ったり、テーブルの配置、飾り付けを行います。大人数で行うため、数時間で終了です。毎年、前年度の反省点を含め、カレー食数やお客様への対応、導線を改善するために準備をしています。
当日は、レストラン開始から2、3時間は何百人ものお客様が来て下さるので、ボランティアの方も一生懸命働いています。
今年は、少し傾向を変え、インドミュージックを流したり、何名かはSareeeを来て接客、またボランティア全員がビンディを額に着ける等の工夫をしてみました!毎年、ボランティア自体もとても楽しいのですが、この様なゲーミング感覚も日常生活にない特別な日になりました。
計画をしていたカレーも完売で、学校に少しでも売り上げ金を寄付をするお手伝いができ、とても嬉しく思います。
私は、会場係(接客: お客様をテーブルにご案内、オーダーを伺う、食事をテーブルに提供する係)で、またSareeeを着ていたためか、大勢のお客様とお話する機会がありました。とてもポジティブなご意見を頂き、半日ボランティアですが、とても有意義な時間でした。また、ボランティア方々の結束力が年々高まり、他の父母の方とこの様な交流させて頂く良い機会です。
毎年、打ち上げ、反省会と称して、ボランティア全員のお食事会をやりますが、他の学年の父母の方から学校行事又は勉学等のアドバイスを頂くにも良い機会です。
また、来年も是非ボランティアに参加させて頂きたいと思っております。もし、少しでもご興味のあるご父母の方には、是非ご参加頂ければと思います。
<カレー> 44K(中1) 遠峰孝枝
カレー班は、ご飯、カレー、福神漬けを、早く、均等に、綺麗に、盛り付けする事を、皆さんで、共有し、ローテーションで、行っています。他学年の保護者の方々と、一丸となっての作業は、とても貴重であり、時間の経つのを忘れてしまうくらい楽しい時間でした。又、来年が楽しみです。
<飲み物・ケーキ> 41K(高1) 菊池統
「レストランおかあさん、おとうさんもいっしょ」へボランティアとして参加して、今年で4年目になりました。
ボランティアへの参加のきっかけは、みなさんから「マスター」の愛称で呼ばれるMさんにお誘いをいただいたことからです。そのM先輩は、娘さんの卒業後も保護者のOBとしてレストランボランティアを続けていて、なんと今年で14年連続参加とのことです。(どれだけ茗溪好きなのでしょうか?)
レストランでは、そのM先輩と一緒に「飲み物・ケーキ」を担当しています。毎年M先輩と一緒の担当なので、自分は「マスター見習い」からなかなか昇格できません。(笑)「飲み物・ケーキ担当」は、お客さんからの注文をフロアスタッフさんからいただき、それぞれの種類の飲み物・ケーキを準備してフロアスタッフさんにお渡しする役目です。飲み物は特に天候に左右されることが多いのですが、売れ筋はアイスコーヒーかな?また、緑茶とレモンティーの色が同じようなので、時には「どっちだったっけ?」などと戸惑うことや、注文が殺到してしまい右往左往することもありますが、ベテランマスターが現場を仕切ってくれているので、いつも安心です。
なぜかリピーターも多いんですよね。「あっ・・えーっと・・今年もよろしく」みたいな感じで・・自分も「茗溪に貢献しよう」とか、そんな大それた理由はなくて、毎年ボランティアの帰りにM先輩と駅前で一杯やるのは確かに楽しみだけど、それ以外にも参加したいと思ってしまう理由はなんだろうか考えてしまいます。注文が殺到して超忙しくなった時の集団ハイテンション状態やチケットが全部売り切れた時の安堵感など、そういった感覚を参加した保護者のみなさんと共有できることも面白さのひとつですし、学年を超えて色々な情報などをこういった機会を通じて得ることができることなども理由のひとつかもしれません。
自分は、娘が茗溪に入学したとき在学生の保護者に全く知り合いがいなかったため、学校の情報がほとんど入ってきませんでした。でも、レストランのボランティアをきっかけとし、夏のキャンプなどにも参加させていただき、おかげさまで学校内での知り合いも増え、学校との距離感も近くなってきたように感じます。みなさんの中でも、もし学校や保護者間に距離感を感じている方がいるならば、このような単発でのボランティアに参加してみるのも良いと思います。
最後に・・いつもレストランボランティアに参加されている皆さん、私の声がでかくてビックリされる方も多いようで・・すみません。また、来年お会いできることを楽しみにしております。
<クローザー> 43K(中2) 久野雅世
クローザーの主な仕事は 会場・接客係から下げられた食器類の片付け及びゴミの分別です。その他、食器・カレー・ご飯の補充や、ケーキ・飲み物ブースで出たゴミの回収もします。また、会場・接客係が忙しい時は お客様の案内や配膳を手伝うこともあります。食器類の片付けについては、受け取った食器類をお皿やスプーンなど種類ごとに分けてカゴに入れ、ある程度溜まったら 厨房の前まで運ぶところまでです。食器類の洗浄や乾燥などは学校の調理員さんが行なって下さいます。
私は今年初めて「レストランおかあさん・おとうさんもいっしょ」に参加しました。私が参加しようと思ったきっかけは、子どもたちが頑張って創りあげようとしている桐創祭のお手伝いを何かしたいなあと思っている時に、レスおか経験者のお母さんから「レスおかは楽しいよ〜 茗渓カレーも食べられるよ〜」と聞いたことでした(笑)。初めてお会いする方達の輪にうまく入れるかなと不安もありましたが、とてもウェルカムでアットホームな雰囲気の中、子どもの学年を超えて、初めてお会いしたお母さん方ともいろいろお話できました。その上、学生時代のような文化祭気分も味わうことができて とても楽しい時間でした。途中抜けて、子どもの出し物をしっかり観ることもでき、その点もよかったです。また来年も参加したいなと思っています。もし、興味はあるけれど、躊躇している方がいらっしゃったら、是非来年参加してみてください。きっと「参加してよかった」と感じると思います。
<外回り> 41K(高1) 田中新
外回りはお父さんの集団です。いろいろな雑用も頼まれます。まず多くの方にお越しいただくため、桐創祭受付がある中学棟入口付近に始まり、様々なところにポスターを貼ります。受付付近や学校内にも貼ってアピールできる場所を探します。
レストランを開催する第2食堂の入口には、食券の購入と入場のためかなり大勢の方が並びます。そのため、列が長くなったときの入念な事前準備を行います。皆さんで様々なアイディアを出し、一目誰が見てもどこに並べばいいかわかるように準備ができました。昨年は第2食堂1階での開催が初めてだったこともあり、公道に列がはみ出てしまいそうになりましたが今年はばっちりでした。いざ始まってからの連携も素晴らしく、初めて顔を合わせたとは思えないチームワークのよさで、入口付近が混乱することはありませんでした。
もう一つ大事な仕事は、列整理をしていることからお越しいただいた方が始めに接するのが我々お父さん陣なわけですが、待ち時間だとかメニューをよく聞かれるので常に最新状況を把握しながらの営業活動です。お隣で営業されているカフェテリア「じんと」にも気を使いつつ、時にはお隣のメニュー、タピオカドリンク、麺類の営業活動もしながら(キックバックはありません)絶え間なく呼び込みをします。
他のお父さんと知り合いになれるし、自分が高校生だったときの文化祭気分も味わえるし、すぐに打ち溶け合えて一つのことをやるので、たった1日ですが見るだけではない、自分も桐創祭に参加できるかなり楽しい1日でした。
文化祭1週間前の土曜日に顔合わせをして準備、前日の金曜日に場所の設定やポスター貼り、そして当日の3日間のみのお仕事です。難しいことは一切していませんのでみなさんも是非参加してみてください。初めての方でも大歓迎です。3日間全て参加しなくても大丈夫です。伝説の茗溪カレーの賄い付きでお待ちしています。