茗溪学園 父母会

「栄パン」さんに聞きました

月曜日から金曜日の放課後、中学校昇降口への出口付近でおいしいパンが販売されています。

このパン屋さんは、土浦市大岩田の栄パンさん。もう20年以上も茗溪の子どもたちがお世話になっています。これまでにパン販売のお手伝いボランティアをされたご父母の方が、多くいらっしゃることでしょう。そして、この「パンのおばちゃん」を知らないお子さんは、いないのではないでしょうか。

15時20分に6時間目が終わるとすぐに、子どもたちがパンを買いに集まってきます。一日の長い授業が終わり、すっきりとした顔つきの子供たちです。これから部活の子、遠くの自宅まで帰る子、中には補習が待っている子もいるでしょう。そんなすべての子どもたちに、おばちゃんは元気に声をかけます。朝からの長い勉強で少し疲れていても、おばちゃんとここでちょっと話すだけでパッと気分が上がるような、きりっとして暖かいおばちゃんの声かけです。

そんな栄パンのおばちゃんに、お話をうかがってきました。

 

「授業終了後から夕方6時半頃までいますよ。授業のすぐあとから4時くらいまでがとても混んでますけど、その後はヒマになります。でも6時を過ぎたころから、またちょこちょこ買いにくるんです。部活が終わったらおなかがすいちゃうんだろうね。そこから家まで帰るのに時間のかかる子もいるし。だから、売り上げのことだけ考えたら本当は5時くらいに店を閉めてもいいんだけど、やっぱり最後までいたいんだよね。

一日に大体150人くらい買いにきますかね。学校の近くにコンビニができたのはちょっと痛手だったけど、それでもここにパンを買いにくる子がいるって、ありがたいことだと思いますよ。

その日の給食のメニューによって、買いに来る子が増えたり減ったりするのは面白いですね。給食のおかずが魚だったりすると、パンが売れるんですよ。逆にお肉の日はみんないっぱいおかわりするんでしょうね、売り上げが減ります(笑)。だから私も月始めに給食の献立表をいただいて、それを見てパンを持ってくる量を考えてます。ずっと同じパンだと子どもたちも面白くないでしょうから、季節によってパンを変えたりしてますよ。最近の売れ筋は『ドラゴン』や『デカメロンパン』。真夏は手作りシャーベットを持ってくるけど、これはいつも10分くらいで売り切れます。『もっとないの』って子供たちに聞かれますけど、一応私はパン屋ですからね(笑)。

子どもたちが大好きな、「栄パン」と「パンのおばちゃん」。

よく買ってくれるのは、やっぱり中学生かな。毎日来てくれるのが嬉しいですね。それが中3くらいになってくると、女子はダイエットが気になっちゃうみたいで、だんだんパンを食べなくなっちゃう。みんな、全然太ってないと私は思うんだけど・・・それがちょっと寂しいですね。

茗溪学園は、素直で優しくて、礼儀正しい子がとても多いですね。売り上げがちょっと伸びない日なんかに、『パン買ってね!』って呼びかけると、通り過ぎようとしていたのをわざわざ戻ってきてパンを買ってくれる子がけっこういるんですよ。そんな時は、みんな優しいなって思います。

ボランティアの父母の方々には、本当に感謝しています。もう何年もお手伝いに来てくださっている方や、水戸や柏などの遠いところからわざわざ来てくださる方、お休みをとってきてくださるお父さんや、お孫さんの様子を見にくるお祖父さんもいらっしゃって。頼りにしてますし、ありがたいです。これからもどうぞよろしくお願いします。

パンボランティアは、『代金やお釣りの計算が大変そう』と尻込みする方も多いと聞いています。でも計算はすべて私がやるので、心配無用です。これからも、ぜひたくさんの方に来ていただきたいと思っています。」

 

お話をうかがい、おばちゃんの暖かいお人柄にふれたように思いました。いつまでもお元気で、これからも茗溪の子どもたちを見守ってくださいね。