学園の所在地を含むつくば東地区父母会では会員数が多いため、総会、1年生歓迎会や6年生を送る会を全体で開催する以外に、学年別でも親睦会を企画しています。今回は1年生の活動をご紹介いたします。
地区父母会学年親睦会に参加して 〜筑波ハム ボイルソーセージ教室〜 星 幸子(37回生父母)
つくば東地区父母会1年生会員の親睦会は、11月10日(土)に地元の筑波ハムの工場で行われ、会員は半日の手作りハム体験教室に参加して、ソーセージ作りを楽しみました。 まず、塩漬けにした肉にスパイスを加え、フードプロセッサーにかけてタネを作ります。絞り袋にタネを移し、羊の腸を絞り口に被せ、タネを絞り出すと同時に腸を前方に送り出して、一本の長い腸詰めを作ります。半分の位置で捻って二つ折りにし、そこから適当な長さの位置で更に捻って結んでを繰り返して、最後に両端を糸で結んで完成です。
指導してくださったのは、筑波ハムの創業者で会長の中野正吾さん。養豚業に従事していた中野さんは、手作りのハムの味に魅せられ、30年前にハム作りを始めたそうです。そのコンセプトは、美味しさと安全。お客様に美味しいものをお届けしたい、安心して召し上がってもらいたい。何度も繰り返し食への情熱を語る中野さんに、いつしか参加者は聞き入っていました。この体験教室も、参加者が自宅で作ることを目標として開催しているそうです。必要な材料や道具は、工場内の売店で購入することができます。
参加者全員で黙々と作業し、大量の生ソーセージができあがりました。これを茹でて袋詰めされるのを待つ間、別棟のレストランに移動し、筑波ハム自慢の豚肉料理をいただきながら、おしゃべりを楽しみました。子どもが同学年と言えども、親はなかなか顔を合わせる機会が無いので、貴重な情報交換の場となりました。
食事の後に参加者に配られた自分たちが作ったソーセージは、かなりの量でしたが、我が家は育ち盛りの息子が夕食でペロリと平らげました…。 美味しくて安全な食べ物をいただけるということは、ありがたいことです。それに携わっている生産者の熱意を、息子にもぜひ知って欲しいと思いました。