「レストランおかあさん・おとうさんもいっしょ」は6月の茗溪学園桐創祭期間中にのみ開かれ、父母によって運営されているレストランです。 32回生(高校3年生)父母の谷内純子様より5年間の活動を振り返って寄稿いただきました。
谷内 純子(32回生父母)
「地区父母会(つくば東)の役員をお願いできませんか?」という突然のお電話・・・そのお電話がなかったら、私は「レストランおかあさん・おとうさんもいっしょ」の活動に関わることはなかったと思います。 積極的に行事などに参加するタイプでない私は、1年生のときにはお手伝いにも応募しませんでした。地区父母会の活動申し送りの席で、会長さんから「レストラン」へのお誘いをいただいたことが参加をするきっかけとなりましたが、お声をかけてくださった会長さんには本当に感謝しています。 実際に参加してみると、ご経験のある方々がリードしてくださり初めての参加でも楽しく活動することができましたし、他学年の方々と知り合う良い機会になりました。 また、役員としても楽しく活動させていただきました。創立30周年特別メニューを考えた年が一番印象に残っています。栄養士の坂本先生と一緒に、調理可能なメニューや生徒に人気のあるメニューを伺いながら決定した「やきそば」は開店当初売れ行きが今ひとつでしたが、チケット売り場に見本を置いてから注文が増え、結局はカレーよりも早く売り切れになったことを思い出します。
「レストランおかあさん・おとうさんもいっしょ」は、つくば東地区父母会長さんを中心に運営されていましたが、負担の大きさなど様々な理由から2008年に有志が中心となり新規スタートをしました。現在は沢山のお父様方にもご参加いただいているため、名称に「おとうさん」が加わりました。現在はカレーとケーキ、飲み物のみとなりましたが、以前は牛丼やサンドイッチなど様々なメニューがありました。 昨年より、新たな試みとしてカレー・飲み物・ケーキがセットで割引になる「茗溪カレーセット」を始めましたが大変好評です。
この5年間、沢山のボランティアの方々をはじめ色々な方々に支えていただきました。まずは、毎年変わらぬ茗溪の味を作り続けてくださる食堂職員の方々です。レストランが開店できるのは、準備に始まり当日も朝早くから調理をしてくださっている職員の方々のおかげです。栄養士の坂本晶子先生には、事前の打ち合わせからご参加いただき、昨年までの反省をふまえてより良いレストランになるよう全面サポートしていただいています。学校との連携がスムーズに行えているのは歴代の先生方のおかげです。石川ひろ子先生、後藤美千代先生、そして現在は近藤聡子先生の3人の先生方に私はお世話になりました。ご自身の受け持っていらっしゃるクラスの出し物と兼務になるため、とてもお忙しく大変なところ快くお引き受けくださいましたこと、心より感謝申し上げます。そして、心強い存在として卒業生ご父母の方々にもご協力いただきました。一緒に楽しい時を過ごした方々と再会できるのも嬉しく、また今までの成功例や失敗例など色々な事を知りつくしていらっしゃる方々なので、その年ごとに改善している作業や企画などにもスムーズに対応していただき感謝しております。
これから新しい方々へバトンタッチをし、色々な事が改善され素晴らしいレストランが展開されていくことでしょう。桐創祭へいらしてくださったお客様やご父母、そして何より、懐かしい茗溪カレーの味を楽しみに母校へ帰ってきてくれる卒業生のために、これからもずっと変わらない茗溪の味を提供し続けてください。それから、まだレストランのボランティアのご経験のない方!毎年、父母総会の資料には申し込み用紙が綴じ込まれていますので、沢山の方々のご応募を心よりお待ち申し上げております。