桐創祭バザーを通して

毎年茗溪学園で行っている桐創祭にて各家庭で不要になったものを持ち寄っていただきその収益を社会福祉法人や茗溪学園に寄付させていただいています。2019年桐創祭での様子を寄稿いただきました。

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桐創祭バザーを通して

バザー委員長 42K(中3) 岡本真弓

 

皆様、桐創祭バザーはのぞいていただけましたか?2019年度バザー委員長の岡本真弓です。

本年も茗溪学園の父母からたくさんの品々をご寄付いただき、64名の委員・ボランティアの皆様とともに、盛況なバザーを催すことができました。寄付の品には、次に使われる方のために手書きの説明書が添えられていたり、サイズアウトした制服などを綺麗に洗濯しサイズ等を記載くださっていたり、さらには丁寧に縫われた小物入れやティッシュケースなどの手作り品まであり、多くの方の心がこもったバザーであることをご来場くださった方々に感じて頂けたかと思います。

バザー開催にご協力頂きました皆様、バザー会場に足をお運びくださりバザー品をお買い求めくださいました皆様、この場を借りまして御礼申し上げます。

このバザーは、茗溪学園の父母が桐創祭という一大イベントに主体的に関われる数少ない出し物の一つです。私も2年前にボランティアとして初めて参加したところ、大変楽しく充実感に満ちた1日を過ごせたことで、すっかりバザー委員会の虜になってしまいました。

バザー当日の朝、委員やボランティアの皆様に「私たちも学生時代に戻った気分で1日楽しみましょう!」と声を掛けたのですが、実際に委員・ボランティアの方々と1日を過ごしてみて感じたのは、「ただ楽しむだけでなく、誰かの役に立つことを喜びとする崇高な奉仕の精神がこの会場に満ちている」ということでした。ご寄付品が社会福祉法人等に役立てられるお金になる瞬間の皆様の笑顔、そのために懸命に汗を流す姿に、深く学ばされ、大変感動いたしました。

 

今年度のバザー収益金は24万円を超え、社会福祉法人慈光学園、ひかりの子学園、茨城いのちの電話に寄付させて頂きました。皆様の善意を今年も届けられたことを大変嬉しく思います。また来年も、バザー会場でたくさんの人の笑顔に出会えることを願っています!