34回生卒業パーティ(2015年3月15日) -坂野 公一

昨年度まで茗溪学園父母会ホームページ委員を務めていただきました34回生父母の坂野公一様より、今年3月に行われました34回生卒業パーティーの様子を寄稿いただきました。

卒業式が神聖で厳かなる時間「静・礼」であるならば、卒業パーティは、熱を帯びた「祭り」でした。
平成27年3月15日13時30分から始まった茗溪学園第34回生卒業パーティは、つくばグランド東雲2階大広間にて開催されました。

【プログラム】

関会長挨拶

関会長挨拶

一、 開会の辞
一、 父母会会長挨拶
一、 来賓紹介
一、 来賓挨拶
一、 卒業生から記念品目録の贈呈
一、 父母会から記念品目録の贈呈
一、 乾杯
一、 卒業生アトラクション
一、 学年団の先生からのメッセージ
一、 卒業生代表謝辞
一、 卒業生合唱
一、 校歌斉唱
一、 閉会の辞

関父母会長、来賓挨拶から、34回生卒業パーティは始まりました。
卒業生から学校への記念品贈呈、卒業生代表田山望さんから柴田校長先生へ目録が手渡されます。学校への記念品は、校長室入口脇にある海外の茗溪学園交流校が記載された世界地図パネルでした。

2

 

父母会から卒業生への記念品贈呈、関父母会長から卒業生代表村上拓斗さんへと手渡されます。 卒業生への記念品は、校章がプリントされたオルゴール付木製宝石入れ。ふたを開けると校歌が流れる仕様に、多くの卒業生は、茗溪学園を思い出し涙することでしょう。

3

乾杯の発声とともに、卒業生、父母は料理テーブルの周りへ。この時点で14時近くになっていましたので、何も食べていない卒業生は、かなり空腹だったと思います。
暫しの食事歓談後、卒業生の髙瀨さん・常井さん・そして早見さんの司会で、アトラクションの始まりです。

4
最初は、バンドの登場です。このバンドは、5年生時の桐創祭で発表したクラス劇の中で結成したバンドです。その後も練習を継続していたため、高校生とは思えない腕前でした。 卒業パーティでバンドがアトラクションとして発表されたのは、卒業パーティ史上初めてのことだそうです。

5
その後のアトラクションは、漫才、ダンス同好会中心の女子のダンス、リコーダー演奏、最後は赤いタイツ着の34回生ラグビー部のダンス。楽しく最高潮に盛り上げた、チームワークの良いダンスでした。

6

7

8

9

卒業生から34回生学年団の各先生方へ卒業生からの花束を贈呈。
そして各担任の先生から卒業生へ向けてのメッセージ。 卒業生の皆さんは先生の一言ひとことを静かに、真剣に聞いていました。中には泣き出してしまう生徒もいました。

10
F組担任、窪山先生は、失敗は人を成長させます、たくさん失敗して大きく成長してくださいと語り、
E組担任、槍崎先生は、大学生になっても「丁寧な暮らしを」というアドバイスをし、
D組担任、永田先生は、メッセージの最後に卒業生を贈る歌を大声で唄い、
C組担任、内窪先生は、「行ってらっしゃい、いつでも学園に遊びにおいで」と全員に優しく声を掛け、
B組担任、芥川先生は、「自分と同じに、教師として戻ってくる人も大歓迎」と期待を添えて送り出し、
そして学年団代表A組担任の町田先生は「さようなら」の意味を説明し、涙ながらに別れを惜しみ、
各先生が自分の言葉で、卒業生一人ひとりに語りかけるように6年間の思いを伝えていました。

11その後、卒業生代表謝辞を松濤萌子さんが行い、卒業生全員で思い出のスピッツの「チェリー」を合唱。(ピアノ伴奏:大久保 彩さん 指揮:伊野つづみさん)
最後に全員で茗溪学園の校歌を斉唱して、「友情と感謝」の34回生卒業パーティは閉会となりました。(ピアノ伴奏:羽生 一貴さん 指揮:加藤 茜さん)

閉会後も先生と泣きながら話をしている生徒、友達との別れを惜しむ生徒、なかなか会場から離れられない生徒が多く見られました。(2次会へさっさと向かう生徒も・・・)

34回生の卒業生の皆さん、卒業おめでとうございました。 茗溪学園での学びを忘れず、それぞれの進路へ向かって大きく飛躍することをご記念申し上げます。 そして、学園生活に関わった先生はじめ、すべての皆様に感謝申し上げます。
最後に、この一年間卒業パーティを企画運営していただきました、34回生卒業パーティ運営委員会の父母の皆様、思い出に残る素晴らしい卒業パーティをありがとうございました。

【参加した父母として茗溪学園に入学してから卒業までの6年間は本当に短く、「″あっ″という間」という感じでした。(父母だけかもしれませんが) 子供たちは、生徒として楽しく学園生活を過ごさせて頂きましたが、父母としても、それは同じで、卒業の喜びとともに、この学校へ入学してくれた子供たちに感謝の気持ちで一杯になりました。
そして、4月から茗溪学園に関われない寂しさを感じ、私も涙を禁じえませんでした。

12