最近、心に残った言葉。

【心の四季】
人に接する時は、暖かい春の心
仕事をする時は、燃える夏の心
考える時は、澄んだ秋の心
自分に向かう時は、厳しい冬の心 (鮫島輝明)

平成14年度 水海道地区父母会会長

稲葉修一

茗溪の先生方は、とてもとても忙しく、隔週休みになった筈の土曜日でさえ出勤なさる程なのです。生徒には、本当に温かく接してくださり、一般的に「進路指導」というとそれは「受験指導」の事と思われている昨今、茗溪では明らかに違います。その生徒が将来何になりたいのか、どのような仕事に就き社会に貢献していきたいのか。そしてその為にはどの大学で学べばよいのか、今、自分は何をすべきなのか。奥が深い「進路指導」をしてくださるのです。だから、卒業しても母校を訪れるOB・OGが多いのは茗溪ではしごく当然のことなのです。先生方の温かさに包まれて、生徒達は伸び伸びと、ゆっくり賢く成長して行くのです。――そのような茗溪学園に熱烈な思いを寄せるファンクラブのような存在が私共の『水海道地区父母会』なのです。
水海道・境・岩井・猿島・谷和原・石下の六市町村で成立されており、お膝元の地区と同様に親の代以上から地元に住んでいる父兄が多く、親同士が小・中・高と同窓であったり、又は竹馬の友であるといった関係上、会員相互により強い結びつきが感じられます。
昭和54年の学園設立以来、学校と父兄の間で大切な役割を果たしてきた地区父母会。この地区も語り継がれる素晴らしい方々が大勢いらっしゃいました。会員のお宅で手打ちのそばをいただきながら、先生方と人生・子育てなど情熱的に語り合い、諸先輩方に多大なるご指導をいただきました。会は時代と共に様変わりしつつも、その精神は受け継がれることでしょう。
個人的には15回生、22回生と二人の娘がお世話になり、親子共々育てていただきました。茗溪学園で学ぶ事の出来た子供達は例えようのない財産を胸に抱き、これからの自分の人生をしっかりと歩んで行くと確信しています。今春卒業で寂しい限りですが、これからもこの素晴らしい茗溪学園の良さを地元で語り続けていくつもりです。