46K初の学年行事!!に寄せて

新型コロナウイルス禍で、感染対策の工夫などさまざまな対応をしながら、少しずつ学校行事が動き始めました。今年度の中学1年生の初行事は日帰り野外炊飯です。生徒たちの生き生きとした活動の様子を、ボランティアとして参加された父母からご寄稿いただきました。

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【寄稿者:46回生父母】

11月4日·5日、学年を2つに分けて、46K(中学1年生)初の行事である、日帰り野外炊飯が行われました。
今年の活動場所は、稲敷市の『こもれび森のイバライド』です。
子どもたちの活動の安全を見守るため、保護者ボランティアとして参加させていただきました。

両日程共に、まさにキャンプ日和。
気持ちのよい青空のもと、子どもたちは4人~5人の班にわかれ、カレー作りです。

例年のように、テントを張って宿泊することが叶いませんでしたが、久し振りの野外での活動に、子どもたちはみな生き生きとして見えました。
それは、先生方も含め、私たち大人も同様だったのではないでしょうか。

様々なことを断念せざるを得ない状況が続く中、こうして行事をひとつ終えられたこと、親として大変嬉しく思います。

生徒たちは、事前学習済みのため、食材·調理器具を目の前にして、さっと行動を起こしていたのが印象的です。
火起こし、飯盒、野菜切り、各担当が調理の工程をそれぞれ正しく認識し、皆で協力して効率よく作業をしていました。
(食後の自由時間が少しでも長くなるように…という共通意識なのかもしれませんが)

炭火の強さに目をやられながらも、灰を被り負けずに食材を炒めていた女の子たち。
(だいぶ)焦げてしまったご飯に文句ひとつ言わず、
「これはこれで薫りがいい」と言ってくれた男の子たち。
「いいダンナさんになるよ」なんて話をしつつ…。
余ってしまったルーも、最後まで頑張ってお腹に納めてくれました。

今回、班ごとに持ち寄った様々な「隠し味」が、食後の母達の話題となり、歓談のきっかけを作ってくれました。

イバライド職員の皆様が、どの班にも細やかに声を掛けてくださっていましたので、事故や怪我もなく活動を行うことができました。
私たち保護者ボランティアは、口も手も出さない、文字通りの「見守り隊」として無事終えることができたこと、感謝申し上げます。

ご一緒しました保護者の皆様、お疲れさまでした。
私自身、子どもの活動を間近で見ることももちろん楽しみにしていましたが、皆様と横の繋がりを持てたこと、とても大きかったと思います。

子どもたちのしおりには、成長するために育んで欲しい力について投げ掛けられていました。
このような思いで毎日を温かく見守り、大切にして下さっている先生方、本当にありがとうございます。

我が子は…というと、意外にもよく働いていました。得意な分野だったのでしょうが、進んで動いている姿が目に入り、嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
彼のお陰で、母にも新しい出会いや気づきがあったことに感謝しつつ、今後の学校行事が子どもたちのために、ひとつでも多く行われることを切に願います。

*茗溪学園公式facebook「46K野外炊飯記事」はこちらから (外部リンク)