2004里美キャンプボランティア体験記:天候・オリエンテーリング編

里美キャンプに参加して B組 永谷秀昭

今回の里キャンでは、お手伝いに合わせ、一番楽しんでこようと思い参加しました。もちろん楽みましたが、それよりも大きな感動と感激をいただきました。子供達が危なっかしく薪を割る姿、かまどになかなか火がつかなくて煙の中でゴーグルをしてうちわであおぐ姿。オリエンテーリングで帰れなくなった生徒を迎えに行った時、子供達がホッと安堵した顔と共に全員がごめんなさいという表情をした顔。すみません、すみませんと言いながら車に乗った姿。どれも心に残っています。明るくて、ふざけているようでも、迷惑をかけてごめんなさいとみんなの顔に書いてありました。やはり、茗溪に合格した子達だなと思いました。
もう一つは、オリエンテーリングで帰れなくなった生徒を追いかけてどこまでも追いかけて、どっちへ行ったかも分からないのに、三時間以上山の中を探し続けて生徒を見つけてきた内窪先生の姿には、感激しかありません。昼食もとらず水さえもたずに山に入って長時間歩き回って、帰って来たと思ったらそのまま、キャンプファイヤーの準備でグラウンドを飛び回り、最後はそのキャンプファイヤーで逆立ちから空中後方返りまでもした姿を見て、その体力に驚くと共に敬服しました。
最後に、C組五班の皆さん、食事は最高においしかったよ。たぶん全部の班の中でも一番だったと確信しています。ごちそうさま。


里美キャンプに参加して B・C組 深田真吾
キャンプの経験は初めてで何もわからず、連日の猛暑という気候もあり、炎天下仕様の準備で参加した私は、現地での夜を迎え覆されました。鳥肌が立つほどの気候は近くに実家のある私も知らないことで山の気候の違い、そして自然の力に驚きました。普段黙っていれば食事が出され、シャワーも入り放題、電話やメールは自由にできる環境、子供たちの普段の生活をすべて否定したキャンプ、今回参加するにあたり二人の子供たちには「寄るな」「触るな」「話しかけるな」と約束した関係で、遠くから様子を眺めるばかりでしたが帰りの車の中で疲れた体でも生き生きと話す様子は、数ヶ月前まで小学生だった子供たちをたった三日で一回り大きくすることができたことと子離れの瞬間を実感しました。
また、先生方の子供たちに対する情熱、ご苦労も垣間見ることができました。 来年はこの経験を生かし筑波キャンプへのお手伝い参加させて頂くつもりです。
里美キャンプに参加して C組 嶋田和人
初めての里キャンに参加させて戴きました。ホスト班A3の諸君ありがとう。
一日目の夜に遅れて着き、父兄作業場に入ってびっくり。OLの表彰盾を即席に作っていたのですが、「どっからこんな材料仕入れたんですか?」という豪華な出来映えです。B組、A組に行かれたらぜひ忘れずに御覧下さい。
私はカブスカウトの御手伝もするのですが、30数名のキャンプに比べると236名でのイベントというのは想像通りの大事業でした。この集団でOLを実施するのは先生に熱意のある茗溪ならではの伝統でしょう。簡単にできるものではないことを生徒諸君はよく認識してくださいね。
天候には恵まれました。え?と思うかもしれませんが、この時季に涼しく過ごせたのはラッキーです。夏ですから雨なんて(台風でなければ)へっちゃらで筑波キャンプもやりましょう!
オリエンテーリング第7ポイント(一部の生徒には第1ポイント)の独り言 D組 小松万里
第1ポイントで通過した班の会話
■わっー、やっとついた。迷いに迷ったものね。
(もう12時50分、確かトップ通過班は出発(11時)から10分で通過。大変だったね!)
■いってきまーす
(がんばってね!)

第7ポイント(最終)で通過した班の会話(その1)
■ここはどこですか?
(第7です)
■えっーーー! 第6が抜けているよ~
(あらまあ)
■第6までもどるーっ? (語尾がかなり上がってます)
●そういえば、さっき会った班の人が、ピー(P)とか言っていたよ
■ラッキー!それでいこう!第6はピー(P)で決まり
(先生から渡された地図を見ると第6はピー(P)じゃなくて、ティー(T)なんだけどなあ)
■さあ! ゴールはすぐだ
(・・・・・・)
第7ポイント(最終)で通過した班の会話(その2)
■♪ジ・ジ・ジンギスカン ジ・ジ・ジンギスカン ・・・・♪
(来た 来た)
■見つけた! 第7はWだ。やったぁー!
(良かったね)
■♪歩こう 歩こう 私は元気~ 歩くの大好き・・・♪
(・・・歌がすきなのね)
というわけで、29回生は音楽(歌)が大好きで、明るく前向きです。
皆さん、こんな楽しい子供たちの姿を筑キャンで御覧になれるはずです!
C4班の皆さん、3日間の美味しい食事ありがとうございました。
29Kミラクル! E組 吉田直子
『里美キャンプ』いろんな人から「行くといいよ。」と薦められたが、連日の猛暑が続く中、自分の体力に自信が無い。そんな時、友人から「一緒に行かない?」と誘われた。仲間がいればこわくない。二の足を踏んでいた足が一歩進んだ。
天気予報が気になる。どうやら一日目は雨らしい。ところが参加してみて分かったことは『里キャン』はいつも雨らしい。それも25年間もこのキャンプ場らしい。ということは、雨もまたプログラムの内なのか?とも思う。このキャンプ、3日とも雨が降ったが、肝心なところでは雨が止む。29Kミラクル!気温が低い雨の中、衣服の調節はできたのだろうか?Tシャツで活動している子ども達をみてハラハラしてしまう。それでも雨の中、立ったままの食事もまた楽しかったね。
どの班も飯盒炊飯は日に日に上達していった。一日目、炭のようになってしまった班も二日目は成功!「お世話になったB組4班。ありがとう!ごちそうさま!おいしかったです!」普段の便利な家庭の中では気づかない生活がキャンプにはあった。「朝メシの前に腹減りすぎ~!」と言ってた子がいた。何かを感じただろうか。
それぞれの子ども達は係の分担があるらしい。キャンプ場に着いてすぐに集合。「5分前行動」「集合時間を守る」全員が集合しないと次に進めない。関心したのはザワザワしていても、リーダーが話し出すとピタっと静かになる。すごいね。そんな全体のまとまりがキャンプファイヤーに集約した。その影には、先生方やお父さん達の協力があった。とことん生徒の活動に協力して下さる先生方の姿には頭が下がる。幸せな29Kだ。
後片付けではC組と一緒に活動した。最後の水場の当番の子供たち、よくがんばったね。もくもくと鉄板を何度も洗ってくれたね。来た時よりもきれいになったね。いろんな活動が次につながるよ。きっと成長した29Kにまた会いたい。
生徒の皆さん、先生方、たくさんの感動をありがとうございます。心配した疲れなど何処へやら。
そして、今度は私が誰かの背中をポンとたたこう。「一緒に行かない?」

余談ですがおもしろい会話だったので・・・
■虫にさされちゃった~
(たぶんアブだね~)
■え~!アブって刺されたら死にますか
(???それって・・・ハブ?)