37回生の1年を振り返って – 25年度父母会学年委員長 軽部守彦 –

25年度2年生学年委員長の軽部様より昨年度の活動を振り返って寄稿いただきましたので、ご紹介いたします。

 

昨年一年を振り返ると、子供たちが逞しくなったと感じました。1年生の彩の国キャンプでは、リュックやバックがとても大きく感じ後姿も見ているとかわいそうになりましたが、昨年度の筑波山キャンプでは、彩の国キャンプより重い荷物を背負って茗溪から中央青年の家まで20km以上の道のりを歩いて行っても、最後までしっかりとした足取りでした。そして現地についてからのテント張り、食事作りと、一緒に行ったキャンプ・ボランティアの父母がびっくりするぐらいよく働いていました。ハードな「筑キャン」は、中央青年の家までの行軍が有名ですが、実は2日目の巡検や3日目のオリエンテーリングのほうが登山やハイキングのようでハードな行動だということが現地に行って初めてわかりました。

筑波山キャンプで作られた班旗

自分たちで作った料理を前に

そのプログラムにも耐え、最後まで筑波山キャンプを経験した子供たち。「とても逞しくなったなあ」と感じました。3年生では研修旅行、4年生では臨海訓練と色々な体験ができるプログラムによって、ますます逞しい人間になっていくのが楽しみになってきました。

筑波山キャンプの父母ボランティアたち

また、中学2年という年齢は、体も心も大人になっていく大切な年代で、親から独立する初めての年代だと思います。そこで37回生の父母会の役員が中心となって、父母と生徒に同じ質問内容でアンケートを行いました。その結果、父母も生徒たちもSNSを中心とするインターネットに関することが一番気になっていることがわかりました。そこで3月の最後の学級父母会の時に、つくば中央警察署生活安全課の担当者に来ていただき、ネット犯罪の実情をご講演いただきました。親の世代が経験しなかったネットやラインの時代に対して、「心の持ち方」が重要だと聞いて目から鱗の思いをしました。子供と共に親も成長した1年になったと思います。